被害例の写真
土壌処理(お寺床下)処理例の写真
木部処理例の写真
日本には主にイエシロアリとヤマトシロアリが生息しています。また、アメリカ乾材シロアリの生息も確認されています。
東京にはヤマトシロアリが生息しておりイエシロアリの生息も確認されております。
シロアリには各役割によって、女王アリ、兵隊アリ、働アリ、ニンフ(やがて羽アリになる)、羽アリ、などがあります。
ヤマトシロアリの羽アリは4月から5月の昼前後に群飛します。
同じ生息地から期間をおいて2~3回群飛することもあります。
羽アリを駆除しても土中には女王や働きアリ等の大群が生息していますので、床下全域の薬剤処理が必要です。
●被害例
建物床下の土台、束柱、大引きなどへ、土中より蟻道を作って木材へ侵入し
被害を加えます。
家具、畳、仏壇等へ被害を加える場合もあります。
●一般的な被害の発見方法
1)4月~5月頃、建物内から羽アリが群をなして飛び交う。
2)隣近所の建物でシロアリ被害が発生している。
3)柱や内装材を触った場合に周りに比べ凹む部分がある。
※シロアリ被害の特徴は、木材表面の皮を一枚残してその内部に食害を加える為
見た目にはシロアリ被害に気がつかない場合が多いので、専門家による定期的な
調査が必要です。
●駆除・予防策
< 木部処理 >
a. 穿孔処理 床下の土台などに9mmの穴をドリルで開け薬剤を注入します。
b. 吹き付け処理 床下木部に薬剤を吹き付けします。
< 土壌処理 >
床下の土壌またはコンクリートに薬剤を散布します。
< 浴室外壁注入処理 >
浴室の外壁に4mmの穴を開け専用ノズルを差し込み薬剤を注入し
セメントやコーキング材で穴埋めをします。
<玄関外壁注入処理>
玄関外壁に4mmの穴を開け専用ノズルを差し込み薬剤を注入し
セメントやコーキング材等で穴埋めをします。
※参考まで:
・これらの処置で現在使用可能な薬剤の有効期間から5年間の保証書が
発行されます。
・専門業者による5年毎のシロアリ点検と再施工の実施をおすすめいたします。